いきなりですが、ここで一つ問題です。
「後白河上皇が死んだのは、何年でしょう?」
この問題は、受験生の日本史の得手、不得手を診断するのに、うってつけの非常に優れた問題と言えます。
「後白河上皇が死んだ年代!?そんなの覚えてないよ。そこまで覚えなきゃならないの?」
多くの方が、そう思ったでしょう。
日本史は、暗記教科です。この事は誰でも知っていると思います。
僕はそれを否定する気はありません。
しかし、暗記と言っても、ただ単に単語等を覚えても、得点につながりません。
大学入試の日本史で重視されるのは、因果関係、関連性、そしてそれに基づく考察力なのです。
ちなみに、先ほど出した問題の答えなんですが、
答えは、1192年です。
ちょっと待って下さい。「・・・あっそうなんだ〜。」で片付けないで下さい^^(汗)
「1192年?それって鎌倉幕府の成立した年じゃないか。」と思って下さい。
1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府。ご存知のフレーズですよね?
1192年自体は、誰だって知っている年です。
この問題は、後白河上皇が死んだ年を暗記しているかというのを、試す問題ではありません。
歴史の因果関係を重視して勉強しているかを、試すための問題なのです。
後白河上皇は、源頼朝が鎌倉に幕府を作る事を嫌がっており、死ぬまで許さなかったのです。
この事を解っていれば、1192年に鎌倉幕府が成立した原因は、後白河上皇が死んだからだ。
と、答えに結びつくのです。
「なんだよ、結局暗記じゃないか!」と思うかもしれません。
確かに、「後白河上皇は、源頼朝が鎌倉に幕府を作る事を嫌がっており、死ぬまで許さなかったのです。」を覚えなければいけないですから、これを暗記というなら、暗記でしょう。
でも、それを言い始めると全ての教科が暗記教科になってしまいます。
僕の言いたいのは、暗記は暗記でも、因果関係や関連性を重視して勉強するのがいいと、言いたいのです。
そして、問題を解く時は、それらから、考察して解くようにして下さい。
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